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       病の起源 第4集 読字障害
                     〜文字が生んだ病〜魚

 会話能力にも問題はなく、しかも眼に異常があるわけでもないのに、文章を読むのに著しい困難を抱える人たちがいる。読字障害だ。この障害が見つかったのは、19世紀末の英国。数字の「7」は読めるのに「seven」を見せると読めない中学生が見つかった。

 当時は、まれなケースと思われていたが、英米では人口の10%、日本では5%もいることが判ってきた。最新の研究によって読字障害の人は一般の人と、脳での情報処理の仕方が異なることが明らかになってきた。通常、情報を統合する領域で文字を自動処理しているが、読字障害の人は文字処理をスムーズにできないのである。
人類が文字を使い始めてわずか5千年、この時間の短さ故、脳は十分に文字を処理できるよう適応しきれていないのである。

 一方、読字障害の人には独創的な発想が出来る人や空間処理能力が高い人が多い。映画ジュラシックパークで恐竜博士のモデルになったモンタナ州立大学の考古学者ジャック・ホーナー博士も読字障害の一人。ホーナー博士は、恐竜の生態が鳥類に近い生き物であったことを証明し、恐竜研究に革命を起こした。しかしホーナー博士の読み書き能力は、小学3年生程度と言う。
人類進化が生んだ文字に適応できずに現れた病に迫る

 わたしたちはこの病気とどう向き合っていけばいいのでしょうか!
人類の進化のなかに、答えを探っていきます。
今回、病の起源を探る旅に出るのは俳優で画家でもある片岡鶴太郎さんです。

What's new

8.読字障害 読み書きが苦手なのは障害なのではない!!
「誰にでも得手不得手があるように、脳にも得意なこととそうでないことがあります。読み書きが苦手なのは障害なのではなくて、習得の仕方が異なるだけなのです!どんな子どもでも、不自由を感じない環境を作ることが、私たちの責務なのです!」Go
7.読字障害 視覚的にイメージする能力が強い!
「1万年前の世界なら読字障害の人々は、他の人となんら変わらなかったと思います。」 「水や食べ物を探すのにも、配偶者を探すのにも、視覚、空間的に把握する能力があれば良かったからです。ひょっとしたら、読字障害の人は、その時代ならば集団の指導者であったかもしれません。なぜならば、3次元の世界を把握することに、ほかのひとより長けているからです。」Go
6.読字障害 立体的に把握する能力にすぐれている!!
読字障害のひとが、立体的に把握する能力にすぐれているのは、なぜなのでしょうか? 文字を読んでいるとき、左脳の39野と40野の働きが弱い一方で、右脳は全体的に活性化していました。Go
5.読字障害 文字は道具、使いこなすには訓練あるのみ!!
文字は道具、使いこなすには訓練あるのみ。ピアノを弾いたり、自転車に乗ったりするのと同じです。上達の仕方には個人差があります。「読字障害の子どもでも、適切な訓練を集中的に受ければ、文字を読むのに必要な左脳の39野と40野が活性化して働くことが明らかになってきました。」Go
4.読字障害 「文字は数千年前に人が作り出した発明品に過ぎません!」
文字は、文化や芸術、科学の分野で、人間の可能性を大きく切り開いたのです。 ところが、文字が広く使われるようになった産業革命以降、世界中の子どもたちは、文字と格闘しなければならなくなったのです。Go
3.読字障害 文字を音に換えることができないだけ!!
読字障害の専門医  スーザン・グラント博士 「スティーブンは典型的な読字障害のこどもです。というのは、読むために必要な文字の音への変換が困難だからです。言葉で話せば、きちんと理解できる利口なこどもです。ただ、文字を音に換えることができないだけなのです。」Go
2.読字障害 「わたしにとって文字は言葉ではなく、絵のようにしか見えません!!
つぎつぎと恐竜の生態を明らかにしてきたホーナー教授が、苦手にしていることがひとつあります。 文字を読むことです!ホーナー教授が読字障害と診断されたのは、30歳の頃。読む能力は小学校3年生程度といいます。Go
1.読字障害 病の起源の旅へご招待!
「私たちはなぜ病気になるのでしょうか?」
「私たちは病気から逃れられることができない運命なのでしょうか?」
「読字障害」とはいったいどのような病なのでしょうか。なぜ生まれたのでしょうか。 俳優で画家でもある片岡鶴太郎さんが、人類の長きに渡る進化のなかに、起源を探っていきます。 Go








海のイメージ





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